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文藝春秋『荒野』

桜庭一樹さんの新刊。

だから、何回も言いますが、
「直木賞受賞第一作」って、「直木賞受賞後第一作」じゃないの?

すごい違和感を感じるんですが。

さておき。

ファミ通文庫から出てた『荒野の恋』をまとめたもの。
既刊2冊の加筆修正と、完結部が書き下ろし。

いわゆる地方都市シリーズの一つ、みたいです。

一人の女の子の中学~高校のたった4年間を書いた、
しかし激動のお話。

「少女」と「女」をこれでもか、と描きまくっておりまして、
『私の男』と『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を足して2で割った感じ?

感想なんて、すげぇ、としか言いようがないです。

「思春期」というモノをこうまで、素晴らしいでも恐ろしいでもない、
良く分からない怪物に仕立て上げられるなぁ、と。

第一部では悠也が、第二部では蓉子さんが、
主人公荒野の周りが動きに動いて、そっちに目を奪われていると、
いつの間にか荒野もすっかり変わっているというマジック。

あるあ…ねーよwwwとでも言えばいいのか。
本当によく分からん。

思春期の異常性が浮き彫り。
子供でも大人でもないが、子供でも大人でもある。なんだそれ、みたいな。

読めば読むほど分からなくなるのがスゴイ。
まぁ、当方、「女」だった事も「少女」だった事もないので、
分からなくても当然ではあるのかもしれませんが。

ただ一つはっきりと言える事は、うさまんが美味しそうだって事だけですよ。

桜庭一樹が好きな人か、青春を目一杯謳歌した人か、うさまんに惹かれた人にオススメ。

それでは、また。


関連

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

私の男

青少年のための読書クラブ

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