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電撃文庫『七姫物語 5』

将でなく、姫視点の戦記モノ。

謀略も将対決もあるけれど、
やっぱり何よりカラの見る世界の変容っぷりが映える映える。

1年に1冊でも待ってる甲斐は、十分有ります。

5巻では群雄割拠の東和が、ついに統一に向けて、
その版図を変えていきます。

サブタイのドンピシャっぷりに読んでから気付きました。
この雰囲気が何ともいえない、何かにすっぽり呑まれる気分。

年1冊だといろいろ忘れてるんですけど、復習無しでも大丈夫。

都市の名前とか諸々の重要な用語は序章で復習し、
あとは解説無しで、その雰囲気で意味を悟るという感じ。

今巻の見所は、まんま東和の模様の変わり様。

七宮の台頭によって他都市がいろいろ動き、
ついに四都同盟という規模の結束が生まれようという所からのスタートで、
争っていた一宮、二宮、そして退場かと思われた四宮までも、
目まぐるしい変わりっぷりを魅せてくれます。

四都同盟での祭祀と一宮、二宮の本格的な戦争。
前半でのこの絵から、黒姫、翡翠姫、キリハ将軍、狸軍師が動いて…
まさか、こんな模様が浮かび上がるとは…。

そしてやっぱりカラの見る世界。

その激動の謀略が企まれる中で七宮の姫であるカラは何にもしてません。
事後で知らされ、大口開けてびっくりするだけ。

でも、それでいい、それが適役であると、心底思わされる。

良いでも嫌でもなく、びっくりするだけというリアクション。
好奇心旺盛なチビッ娘が見る世界の、なんと純粋な事。

トエやテンをその気にさせるその反応も素晴らしいし、
常盤姫や萌葱姫をその気にさせる様も実に良い。

今巻で「妹」と言われていて、なるほどと思いました。
そういう分類では見たこと無かったですけど、言われてみれば確かに。

ガッツリと今巻動いたので、次でいよいよ幕…かもしれないそうです。
カラさんと翡翠姫との対面、あとクロハさんとの対面で、
どういう反応が見られるのでしょうか。

まぁ、またおそらく来年になるだろうけど、期待。

それでは、また。

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