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角川スニーカー文庫『DOORS 2』

神坂一氏の妄想力大爆発。
カオスコメディとして、一躍、時の本ですよ。

それほどまでに新ジャンル「触手妹」のインパクトは凄かった。

それに続くシリーズ2巻目、と言いつつ完結編!

1巻ではお話を広げるためか、作者の暴走が止まらなかったかで、
それはそれは混沌としていましたが、
この2巻では混沌っぷりはそのままですが、「まとめ」要素が入り込み、
爆笑だけしてられる雰囲気じゃありません。祭の終わりの気分ですな。

確かに1巻のインパクトに比すると、多少見劣りするかもしれませんが、
それでも十分に楽しめるお話ではあるのです。

その辺は読んでみてって事で、以下アホなとこだけ感想。

・第5の扉
ヨロイを着た女の人が体の大きい人を連れて、町の高い場所にやってくるの。
で、その女の人が、焼き払え! って命令すると――

えーーーっ! 腐!? FU・KA・Iですか!?
いきなりカマしてくれます。ありえん。

この後も、「ねこにあやまれー!」だとか、
「秘奥義! 三目同時置き!」だとか、笑いどころ目白押し。

いや…妹料金という発想は無かったわ…。実に合理的だ…。

一通り笑ったあと…話の最後にてチサの言葉が身に沁みるのです。
やっぱり終わるのか…と。

・第6の扉
ホラープログラム政策は、さすがに報道の自由に抵触するしね。
でも、関係ないけど、テレビ点けないとかそんな条例がどっかにあったような…。

甲子怨なお話。
楽しみが有って美しい。楽しみに通じて美しい。素晴らしいお名前ですね。

チサが爆発しちゃいます。ネタな意味でなく。
コメディノリだからってのはるんでしょうが、
こういう姉妹喧嘩って、なんだか微笑ましいですな。

そういえば、ちょうど今日みたいに暑い日のことなんだけどね

オチ最強。

・第7の扉
プロフェッサーM登場のお話。
やっぱり「おじいちゃん」ってのは面白人物としては、鉄板ですな。

それをメインに、味付けはSF。

サイエンスフィクションがここまで奥深い物とは知りませんでした。
次元移動、原子間距離の見切り、自重崩壊、分子構造組み換え…
こんなに簡単に習得してしまうとは…。

できるかどうかは問題じゃない! 名言ですな。

・第8の扉
プロフェッサーM退場のお話。
そして、あらすじでやたら出てくる18禁変身魔法少女、アスモデウス・ミヤの話。
書下ろしです。

へ・ん・しん! コールが熱いです。

18禁変身魔法少女ってだけだと、ただのエ○ゲ、ただの18禁なんで、
そこはそれ神坂氏、ちゃんと「空気読んで」ますから安心。

それはそうと、油性ペンのインクって、ポテチの油で消えるんですね。
まさかそう来るとは思わず、爆笑してしまいました。めす。

・最後の扉
終わったー。ついに終わってしまったー。話。

ラスボスと対決し、それに勝利を納め、そして普通に戻っていきます。

ラスボスが普通じゃないですし、勝利の納め方も普通じゃないので、
最後は、そこをこそ楽しんでください。

…と言いたいところでしたが。

シュリンが! シュリンとレンチが…!!!
最後の最後でぶっ飛びますよ…? 気をつけてください。

って事で『DOORS』完結ありがとうございました。
とっても楽しかったです!

ただ、あれね。神坂氏が「触手」にやる気を見せているので、
今後に注目が集まりますね。

それでは、また。


関連

DOORS 1

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