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MF文庫J『アストロノト! 1』

去年のMF新人賞受賞作品。

07下期ラノサイ杯での評判を機に、手にとって見ることに。

竜騎士あり、宮廷魔導師ありのファンタジー世界観で、
「ロケットで月を目指す」というお話。

でも、MFなので当然のことながら、とても…ラブラブです…。

感想を一言で言うなら、やはり「看板に偽りなし」でしょうか。

新人作品? そんなの関係ねぇ! とにかく読んでみろって。
そう言いたくなる見事な作品でした。

やや、ライトノベル臭いテンプレな部分が目立つので、
あまり誰にでも薦められる気はしませんが、
普通にラノベを読む人になら、文句なくお勧めできます。

なんかこのロケットという近代な歴史と、
ファンタジーな中世な世界観が絶妙だなぁ、と思いました。

化学用語とかそれっぽくなってるのにワクワクさせられ、
ロケットを巡る、夢とロマンと陰謀の歴史をなぞるのにドキドキさせられ、
ついでに、主人公の片思いにモキュモキュさせられます。

ロケットの歴史については、新天地開拓という建前だけでなく、
国際軋轢の切り札としての、ドロドロの黒い部分まで書かれている事に、
感心するやら凹むやら。

フィクションでも、夢とロマンには金は出ませんか…ううむ…。

ただそこで締めずに、繋がるところまで見せてくれたのには、
感謝というか感激した! みんなの灯!

そしてキャラクター達も、キラキラ輝いてて眩しい。

主人公、ツインテール娘、ケモ耳っ娘、教官殿、
それぞれに事情と想いを秘めて、ヤキモキ。

主人公が片思いしてるっていうのが、なんだか微妙に新鮮。
男主人公なんて、皆鈍感という感じですからね。

その思われ方、金髪ツインテ娘は容姿からして分かるとおり、
典型的なアレであります。
鈍感…かどうかは微妙ですが、主人公君が何かを隠している所為で、
それはもう、輝いております。いろんな意味で。

ケモ耳さんは主人公君が片思いしているので、
どうにも役割が定まらない感じ。
仕事的な役割は決まってますけど、ペアが…いないですよ?
よもやこの状態でハーレムはないだろう、と思うのですが。

教官殿は最後に魅せてくれました。
ただのカッコいい麗人かと思ってたら、とんでもない!
お兄さんはめちゃめちゃカッコ良かった…!

この話ですごく綺麗に終わってはいるんですが、続きます。
2巻では火星なのかな? このままどこまで行く気なんだ…。

それでは、また。


関連

07下期ラノサイ杯結果発表

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