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角川スニーカー文庫『ミスマルカ興国物語 1』

林トモアキ氏新シリーズ。
『マスラヲ』の影でこんな事やってるとは…。

なんか、あとがきを読むに失業の危機を抜けるための、
苦肉の策っぽいですが、あえてそこには触れない方向で。

完全に作者買いなモンで、内容とか全く吟味してないんですが、
“風の噂”を聞くに、ファンタジー戦記モノっぽい何か、とのこと。

王子様が頑張って、表紙の軍服娘っぽいのとイチャイチャするのかな…?
と思い、読み始めたわけですが。

漂う、どころじゃない。

このむせ返る様な 林 ト モ ア キ 臭 !

目隠ししても分かるんじゃないか、的な?
まさに作者買い万歳、的な?

ネタは違えど、ノリはそのまま。
非常に面白かったです。

そもそもファンタジー舞台といっても、
今までが今までだけに、別世界という気が全くしません。

と言うか、どう見ても同じ世界です。
多分、上遠野浩平ワールドとか、川上稔ワールドとかみたいな。
年代が違うだけ。

剣も魔法も銃もバイクも出てきます。
実にカオス。

しかし、それらが共存する上での瑣末な矛盾など、
この話には関係ないのです。

何故ならば、この話が口八丁手八丁の話だから!

剣も魔法も面倒臭い。
バイクで200キロ出しながら山を下るくらいしか出来ない王子様が主人公だから!

惚れたっ! ツッコミでボコボコにされる王子に惚れたっ!
口八丁で結婚まで申し込まれる王子に惚れたっ!

確かに、ありがちかもしれませんが、
この「口八丁」という林トモアキアレンジに適した要素が、実に面白い。

ボケとツッコミで展開されていく話が、いつの間にかシリアスになりつつ、
やっぱりボケとツッコミで終わるというパターン。
あぁ、これのファンになってるんだなぁ、私は。

宰相さんじゃありませんが、このアホ王子にはついて行ける!
どこまでやってくれるのか、気になる!

そして王子の相方、ツッコミ担当近衛騎士も忘れずに。
終わってみれば結局、ツッコミ以外に何もしてませんが、さぁ、どうなる?

今の所、男女のアレ的な要素はほとんど無しですし、
今後の活躍の方向性が未だ不明。
最後の引きも気になるところです。

そういう意味では、ルナス姫もどっちに転ぶか分からんですな。
ルナス姫御一行、と言うか。

エーデルワイスさんは、これはもう鬼のような活躍が見れると信じてる。
迫り来るメイドをちぎっては投げ、みたいなそんな活躍をしてくれるはず。

2巻は…いつになるか分からないけど!
ってか、あとがきだともうネタが無いとか言ってるけど!

それは嘘だと信じてる!

それでは、また。


関連

戦闘城塞マスラヲ 3

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