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スーパーダッシュ文庫『ベン・トー サバの味噌煮290円』

SD新人小説賞第5回での大賞作家、
銃好きに定評のあるアサウラ氏の新刊。ほぼ1年ぶり?

新境地庶民派学園シリアス・ギャグアクションなんだそうで。

新刊予定出たときから「なんぞこのタイトルは?」と思ってましたが、
コメディとは思わなかった…。

いわゆるバカ小説なので、購入の指針は、
あらすじを読んで気に入るか気に入らないか、これに尽きます。

という訳で。

気 に 入 り ま し た !

いろいろ詰め込まれてますが、この「弁当争奪戦」という、
普通の学園モノなら唯の1イベントでしかないようなバカな部分がメインになって、
全部ぶち壊しと言うか、何でぶち壊されてないんだと言うか、
すごい不思議空間が広がっています。

スーパーのHP弁当を奪取するために、拳をぶつけ合って衝撃波出したり、
空を舞ったりしちゃうんですよ?

狼達はともかく、半額シールを貼る店員さんに二つ名が付くんですよ?

お前それおかしいだろ! いいぞ、もっとやれ! と叫ばざるを得ない。

おかしい気がするのに、破綻してない(気がする)のに感心しつつ。
これはもう設定勝ち。雰囲気の勝利。

しかし、月桂冠の弁当って本当にあるのかな…。

そして、学園モノとしてのテーマ、青春の無駄遣い。
それで『学校の階段』を思い浮かべたり。

どっちかって言うとアレの階段部っていうより、筋肉部の方向な気もしますが、
アラシに立ち向かう様とか、vs猟犬団とか燃えましたねぇ。
ちゃんと男の子主人公書けてますよ。

もしかしたら、燃える所じゃなくて、
シュールさを感じるて笑うべき所なのかもしれませんが。

後はキャラクター。変キャラさん大集合。
白粉と槍水先輩が、いろいろ予想外でした。

白粉は、…面白いと言うか痛いと言うか、不思議な立ち位置に収まったなぁ。
友達なのか…? やっぱりこれは友達でいいのか?

とりあえず、白粉可愛いよ白粉とか言っておけば良いですか?

槍水先輩は思ったよりは出番薄め。
良いところを掻っ攫っていきますが、肝心な所には踏み込んでいない。
と言うか、これ伏線回収してない…?
もしかして、2巻とかに続くのかしら…。

白梅は話的にはあんまり意味無かったけど、面白かったので良し。
しかし、ちょっとは落ち着いた方が良い。

どうでも良いけど、この表紙折り返しの主要登場人物欄は罠だろ。
「ゲームはセガ派」とか、「同い年の従姉」とか、「石原勇気」とか。
どんだけスペース余ってるんだよ…。

しかし、これは夜中に読む本じゃないなぁ…失敗した…。
某学園キノばりに、お腹が空く…。

それでは、また。

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