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富士見ファンタジア文庫『ダークエルフの口づけ 4』

コテコテの剣と魔法のファンタジー世界を舞台にした、
陰謀、裏切り、暗殺が渦巻くダークノベル。

急展開を迎えた前巻の続きで、完結巻でござい。
街を牛耳る公爵家の、18年という遠い過去からの陰謀が、
ここに終幕します。

あえて、先に言わせて貰おう。
「 こ れ は ひ ど い ! 」と。

騙し騙されのダークノベルを読んでおいて、
この言い分は無いかとも思いますが、
この展開はホントに酷い! 酷すぎるよー!

どれだけ転げ落ちさせれば気が済むのか!

そして、酷い上に、巧い!

ここに嵌める為に張り巡らされた陰謀のなんと深いこと。
暗黒神官、死ね! 氏ねじゃなくて死ね!

ってー訳で、終わりました。

終わりましたと言いつつ、終わったのは一連の公爵家の陰謀だけで、
その陰謀において、死ぬべき人が死んで、
生き残るべき人が生き残った結果になりました。

ポイントなのは「皆が謀った故に、誰の陰謀でもない」という事ですか。
相手の裏をかいて上回るんじゃなくて、
起こった出来事を利用して自分も得をする、で精一杯の状況。

やるな! お前もな! が陰謀だと、こうも毒々しい物か…。

強いて言えば、ベラ、ラミア、クララの3人勝ちなんでしょうけど、
これも内情を知る仲間のようでふつーに敵同士ですからね。

そこの所は実に見事と言うほか無く、拍手喝采に躊躇いは無い、

…のですが。

あぁ、エビータ…。
陰々鬱々とした中で、なんだこの神々しさ。
どういうオチの役なのかと思ってたら、そういう役とは…。

ただで終わるはず無いじゃん、と言うか、
川人忠明氏に騙された、と言うか、
椎名優氏に騙された、と言うか。

あー、もう一回言っておこう。
暗黒神官、死ね! 氏ねじゃな(ry

いや、しかし、楽し(?)めました。
ありがとうございました。

それでは、また。


関連

ダークエルフの口づけ 3

ダークエルフの口づけ 2

ダークエルフの口づけ 1

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