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ファミ通文庫『“文学少女”と月花を孕く水妖』

このラノ2008でも3位を取り、絶好調のシリーズ6冊目。

クライマックスに向かって転がり落ちて行く本編を前に、
時間戻って、特別編だそうで。

てっきり短編集かと思ってたのですが、それはまた今度ですって。

今巻のテーマは泉鏡花『夜叉ヶ池』

舞台は2巻の1ヵ月後、夏休み。麻貴先輩のいわくあり気な別荘にて。

過去の事件と、それになぞらえた現在の事件。
ミステリの王道ですな。

しかし、どうやら麻貴先輩が糸を引いている気配で、
犯人と麻貴先輩、それぞれの思惑を推理する話になっております。

犯人はともかく、麻貴先輩もまだあそこまで病んでるとは…。

特別編という事で今までのようで、ちと勝手が違う話。

ってか、今巻、心葉くんがあんまり酷い目に遭いません。

配役は与えられていますが、トラウマに関わる事も無く、
事件を追いますが、それで真相に近付く事も無く。

今までのように苦しみのたうつ事も無い、やや緩の話。
クライマックスまでのワンクッションみたいな?

…次巻がより怖くなった気もしますが。

あと時間軸も戻ってるので、ななせとか芥川君が出てきません。

代わりに遠子先輩と真貴先輩がはっちゃけていたり、
ななせ似の娘が出てきたりしますが、やっぱりちょっと寂しい。
特にななせ分が絶対的に足りない…。

心葉くんも変なフラグ立てたり、
遠子先輩とキャッキャウフフしてる場合か。こら!

ま、遠子先輩との諸々はむしろ、次巻へのあてつけという気もするのですが、
分かっていてもウラヤマシイ…。

という訳で、次巻、卒業編。何がどうなって終わるのか。

それでは、また。


関連

“文学少女”と慟哭の巡礼者

“文学少女”と穢名の天使

“文学少女”と飢え渇く幽霊

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