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講談社BOX『刀語 12』

衝撃の12ヵ月連続刊行企画、"大河ノベル"第12弾!

西尾維新が挑む時代活劇!

もう最後だし、こう紹介するしかないっスわなぁ。

少なくともラノベ界では類を見ない無謀な企画が、
今年1月から始まり、この12月でもって終了となった訳です。

最終巻って事で、以下ネタバレが有りますのでご注意を。

何を差し置いても、まずはお疲れ様でしたと、そう言うべきでしょう。
この1年で出したの、12冊だけじゃありませんからね。
イベントやら本やらね。すごいです。

来年以降に刊行が予定されている本も楽しみにしておりますゆえ、
今後ますますのご活躍をお祈りしております。

とか何とか締めの言葉のような前口上を出しつつ、感想をば。

12巻の具体的なところはネタバレだから後に回すとして、
まずは総括。

正直に言って、私の望んでいた話では無かったなぁ、ってな具合。

6月に既刊を一気に読んで、そのあと1ヶ月ごとに追っていた私ですが、
どうもその6巻まで、若しくは7巻までは楽しかったけれど、
その後だんだんとダレてきちゃったかな、と思います。

やっぱり12ヵ月連続で、ネタが薄くなったからか、
私の辛抱強さが足りなかったからか。

ちなみに今年のこのラノにおいて、刀語は37位。

戯言シリーズには比べるべくもありませんが、
1つの作品として、これを高いと見るか低いと見るか、結局はそこですね。

ちょっと締まらなかった雰囲気を含めて、この作品の特徴と捉えれば、
それはそれで"アリ"なんですよ。

1巻からのまにわにの扱いとか、4巻の最強戦とか、
5巻の原稿用紙換算十枚分以上に及ぶ(以下略 とか、
7巻の姉ちゃんの最後のセリフとか、
9巻「全部忘れた」とかね。

見るところは有るんですが、さて12巻のオチとしてはどうか。

正直に言って、私の望んでいた話では無かったなぁ、という訳。

って事で、以下12巻ネタバレ再度警告。

12巻について何か言うとすれば、とりあえず叫ぶべきかな。

ち ぇ り お ー !

死に目のこれはちょっと戦慄した。
今際のキワでの掛け合いは、さすがにさすが。

眉をしかめて読んでいたら、頬が緩む。
緩んだ所で、真顔に引き戻される。

で、それだけだった。

十一人衆が顕著だったと思いますが、
ネタなのか、シリアスなのかが微妙すぎて、
笑うに笑えないし、真顔にも戻れない。

何が一番望まないかって、やっぱり人が死に過ぎ。
そりゃもちろん、肝心要のとがめ嬢に一番納得いかないですけど、
今までの、まにわにだってそうだし、
今巻で出てきた十一人衆も、ちょっと肌に合わなかった。

嘘歴史の大河ノベルだから、なんでしょうけどね。
でも肌に合わなかったのは、多分、その分のドラマが無かったから。
3人くらいなら笑えますけども。

薄刀粉砕くらいから、え、えー…? とか思い始め、
王刀木っ端微塵くらいで、うへぇ…、とか思い始め、
毒刀消滅は…いくらなんでも…ひどい…。

炎刀決着は、何が何やらですね。
構えさえしていれば、密着でも撃てないか? 気にしちゃ駄目?

あ、誠刀の使い手は笑いましたけども。

そして、将軍に一縷の望みを託しつつ、でも何もなし。ちぇりおー!
はい、終了。

終章は参も否もありません。
予想外の組み合わせではありましたけどね。

奥付の所のイラストが…。うぅっ…。

あとがきのネタ…これは何? 懺悔と受けても良いのかしら。
それはさすがに作家として無いかなぁ、とは思うのですが。

って事で、
刀語りのおしまい、おしまい。

こよみヴァンプと人間人間が楽しみですね。

それでは、また。


関連

刀語 11

不気味で素朴な囲われた世界

化物語 上

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