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角川スニーカー文庫『時載りリンネ! 2』

清野静氏、デビュー2冊目。

1巻がネット上で評判良ろし、という事で話題になってる作品で、
2巻目も金帯な今年の角川スニーカー新人でイチオシの方。

このラノ40位。
富士見電撃ファミ通新人が10位以内という快挙を成しているだけに、
微妙な位置と言えるかもしれませんが、
40位でもかなり、結構な話じゃありません?

そんなチビッ子青春現代ファンタジー?

某名台詞に取り上げられてましたけど、

 わくわくするような大冒険がしてみたいな。
 物語みたいな。
 すてきなおばあさまに誘われて、
 魔法のアイテムを探し出す依頼を
 うけるの。
 もちろんその途中には駆け引きとか、
 さらなる魔法アイテムの出現とか、
 伝説の人物との邂逅も必要よね。
 そうそう敵は謎が多い方が良いわね。
 ただ最後には、私が
 ビシッと時砕きゲーデルリンネに変身して
 解決するの!
 もちろん今回も大団円で決まりよっ!

この冒頭の独白というか、あらすじが秀逸すぎる。

このいかにも小6が夢描きそうな妄想が、
なんと的確に、今巻の話を表しているか。すごく絶妙。

むしろ、裏表紙に書いてあるあらすじが要らない。
あれはネタバレだという気がする。

という訳で、裏表紙は見ない事をオススメしてみる。

で、もうちょっと詳しく。

1巻でいきなり、かなり凄い事になった、そのまま後の話。
凄い事になった割りに、物語は淡々と「わくわくする話」

1巻と比べて遜色無いと言うべきか、
1巻と同程度の盛り上がりでしかないと言うべきか。

子供にとってのドキワク大事件でしかないはずの出来事が、
いつの間にか、普通に大事件になって、
普通に大事件のはずが、子供のドキワク大事件ノリで解決してしまう。

童心に帰ってひたすらわくわくするで無く、
マジな大事件でひたすらドキドキするで無く、
この、針が振り切れない程度の感じがなんか好き。

この先の話で、どっちに転んでも大丈夫ですし。

さてさて、そして2巻での名場面。

まずは肩車。
肩車で本の整理は出来ないという気がしたが、そんな事は無かったぜ。
いわゆるエ○ゲシチュという気もしますが、小6だからセフセフ。
セフセフだけど、名場面。

そして、リンネがルゥに告る?場面。
ツンデレはツンデレなんですが、直球なんだか変化球なんだか。
久高が仲間はずれなところも良い。

さらにGと遊佐カップル成立。
恋愛分が希薄過ぎて、さっぱり分かんないんですが、
これはどうなんでしょう?
Gはまだ描写があるから良いとして、遊佐の役どころがなんとも。

最後に
庭に誘われる場面か、日記を買う場面か、どっちか迷ったんですけど。
庭だとおめかし対抗、日記だとギュ。ってか、どっちも可愛い。
いわゆるエ○ゲ(以下略
1巻ほど活躍してはいないのが残念ですが、設定からしてそれは仕方ないか。
凪助が可愛いので、あんまりリンネに感情移入できないのが玉に瑕?
でも、それも仕方ない。

3巻はどうなるのかな。
面白い土産話の方か、波乱万丈にして空前絶後、さらには疾風怒濤の展開の方か。

それでは、また。


関連

時載りリンネ! 1

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