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電撃文庫『アスラクライン 9』

気が付けば二桁巻目前の長期シリーズ。

いろんな属性のキャラでラブコメ色を出しつつも、
なんだか不思議な世界観での謎解き成分も出し、
思えば遠くに来たもんだ…。

三雲岳斗氏のハイスクール・パンク9冊目。

7,8巻で怒涛の展開を見せた絶賛クライマックス中な訳ですが、
この9巻は文庫刊行の裏で電撃hpに連載されていた短編をまとめたもの。

だから本編にはあまり関係無い…かと思っていたら、
普通に、8巻直後からの話だったそうで。

いや、確かに思い出してみれば夏休み終了後の話だった気もするけど、
…え、あれ?

あのシリアス展開直後って言われると、なんか違和感が…。

ま、あんまり深くは考えない方向で。

つまり、いわゆる「こんな可愛い娘が女の子のはず無い」話って事で、
『アスラクラインKLEIN』の4編と、本編に関わる書き下ろし1編、
さらに『アスラクライン・P』が1編入っていたり。

以下、各話感想。

・プロローグ
書き下ろし。
8巻と今巻第1話のつなぎと言うか、むしろサービスシーン目的?

大原杏がちょっとアホの娘入ってますが、ここはGJと言わざるを得ない。
そしてニア可愛いよニア。

・砲丸
第1話は砲丸で始まり、砲丸で終わる訳ですが、
まぁ、7.26kgがこんなに活躍できるとは誰も予想しなかっただろうな。

とりあえず、最初のシーン、
「な……なんで砲丸が……?」 のシュールさが秀逸。

あと見所は、嵩月の治療シーンですか。
いやー、白衣が輝いてますねぇ…。
断っておきますが、ナース服ではないですよ、お医者様の方の白衣。

ともはちゃんは、第1話だと絵もちゃんとしたの無いし、
あんまり可愛いってのが、よく分からないですねぇ。
あ、佐伯兄はちょっと自重しろって感じで。
私は哀音を応援します。

・キャンペーン
第2話で描くべきは倉澤六夏ではないだろう!
すなわち、ひかり先輩降臨!

とにもかくにも、この話ではひかり先輩のスゴさが見所。
ファミレスなのに、ドンペリとかロマネコンティってなんなの? とか、
改造制服って、全然デザイン違うじゃんか! とか、
そんな些細な事はどうでもよくなります。

ともはちゃんでバリバリ活躍する訳ですが、
私はどっちかというと、着物の方が良い…はっ、ヤバイ毒されてる!

でも、さり気ない操緒のメガネには感じ入っていても良いよね?

・ストーキング
第3話は「なんという"こんな可愛(ry"…」という感じで。

橘高会長と炫部長のキャラが良く分からんなぁ。
両方とも「天才だけど変人」のタイプと言えば、それまでなんですが、
なんだか話が進むごとに、描いていたイメージをガンガン崩されていく。

橘高会長って、そんな殺気立てる人だったかなぁ、とか、
炫部長って、こんなあっさりハグしちゃお! な人だったかなぁ、とか。

それはともかく、ゲストの甘ロリさんには、
連載時の扉絵を見てトキメいた私に謝れ! って事で。

あと、このオチは何気に後の事考えて無いだろう、とか思うのですが。

・チェリー
第4話は何と恐ろしい…これがツンデレの魔力…な話。

名シーンで言えば、何と言っても半裸の佐伯妹の所。
佐伯妹&ともは。このペアがこんなに恐ろしい破壊力だとは…。
両者とも、いい加減気付けっ! とは言うまい。

しかし、忘れてはならないのがロボハル。ウウッ…。
最初読んだ時は、そんなセリフ言ってたかなぁ…、とか思ってたんですが、
こうして各話読み直してみると、言ってますね。似てる似てる。

そういや「うるさいうるさいうるさいっ!」って、
シャナの名言かと思ってたんですが、
世の中では、ツンデレテンプレって事で解釈されてるんですかね?

・メモリー
第5話が書き下ろし。
唐突にキーキャラクターである環緒姉さんが出てきます。
ま、出てくるだけですが。肝心な所は次巻に続く。

環緒姉さんを除くと、この話はジョニーさんの話という事に。
嵩月の意外な一面に驚くと言うよりは、智春の役得っぷりに嫉妬という感じ。

古流柔術でやられてはいますが、それだけじゃあねぇ。
加えて、アニアに金属バットでクリーンヒットされるくらいは。

しかし、環緒姉さん関連で昔の操緒も描写されてて、
またちょっとナジミストとして、操緒に絆されてみたり。
ヒロイン多過ぎだ…くそぅ…。

・ずっとキミを見ていた
特別収録って事で、電撃hpのVol.41に載った短編。
去年の4月ですよ。忘れてたー!

BLっ娘によるドタバタ話かと思いきや、すごく重い話、
…かと思いきや、一応その後にもオチが。

本編の始まる前の話、というか操緒が憑いた直後? 3年前のお話。
すごく王道な前日談でギャップにヒヤリとしたり。

しかし、操緒が気付いていたってのが、ちょっと解せない。
副葬処女だから、だとちょっと納得いかないんですよね。

ってか、他のポータブル話はいつ収録されるんだろーか…?

それでは、また。


関連

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アスラクライン 7

アスラクライン 6

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