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電撃文庫『獅子の玉座<レギウス>』

今月開幕の新シリーズの一つ。
と言うか、マサト真希氏の復活新シリーズ!

神々と英雄、剣と神秘のファンタジー叙事詩、なんだそうですよ。

ってか、まぁ、正直な話、
タイトルとあらすじ見た時点では、「またディフェンソル?」とか思いましたけど、
ごめんなさい、全然違いました。

至極真っ当なファンタジーなので、むしろスカイワードに似てる。
どっちかと言えば、ですが。

要素を分析しますと、異世界、中世風味、異形なし、剣あり、魔法あり?

世界地図が冒頭に出てくるような、
国盗り物語というか、英雄譚というか。

基本は剣での大立ち回り。
集団戦じゃなくて個人戦なのはディフェンソル譲りか。

魔法はいわゆる便利なモノとしてではなくて、
伝説上で語られる凄いモノとして、一応はあります。
魔法はある(っぽい)けど、魔法使いは居ない、という感じですか。

これらの要素を詰め込んで、
あらすじの様に困ったお姫様と、無骨な海賊君とがタッグを組んで、
逃げたり、戦ったり、捕まったり、戦ったり、な、なんだって(ry します。

はっきり言うと。

これはスゴイの来た…かも。

実の所、あんまり名前知られて無い作家さんの気がしてまして、
でも、かなり良質のファンタジー+キャラクターなので、ちょっと売れて欲しい。

ってか、マサト真希氏、高慢ちき少女書くのすごく巧い!

罵詈雑言の掛け合いも然る事ながら、
プライドの依って立つ背景とか、それが挫けそうになる瞬間とか、
いわゆる"デレ"への変遷とか。

スカイワードもディフェンソルも良かったですけど、
今回もかなり惚れさせられたです。

参考までに、本シリーズのヒロインさんは、
姫、高慢、口達者、14、ドジ、ツ○ペタ、泣かない、
…などの成分が含まれております。

とりあえず前半読めば、姫様の活躍は大体分かるはず。
後半のゾクゾクくるシリアスシーンもオススメですが。

しかし、この後半の収束しそうだったのにドカン! には、やられました。
うっかりすると、これ単巻で終わりなのか? とすら思っていたのに。

まさか、神話がフツーに絡んでくるとは…。
変なの取り憑くんだろうなぁとは思ってましたが、お前かよ!
さらに言えば、大剣でかすぎ。クレイモアもびっくりだよ!
さらにさらに言えば、『愛していた』って、お前も出てくるのか!

この風呂敷、かなーり大きいですけど、畳めるのかしら。
今後の展開と売れ行きに期待。

それでは、また。

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