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MF文庫J『魔女の生徒会長』

期待の若手新人でデビューしてから、もう…2年?
すっかり大物若手作家となった日日日氏のMFJ新シリーズ。

そういや『蟲と眼球』は終わったんでしたね。

私の中では"気になるけど、今は放置"の作家だったのですが、
新シリーズだし、設定が面白そうだったので読んでみる事に。
日日日作品、久しぶり。

惹かれたワードは、「日日日ワールド」「魔女っ娘」「ガチバトル」

決め手としては「魔法は無いけど、頑張る生徒会長」

煽りにもありますが、少年漫画的な学園モノ。
その辺どんな感じかは、最初の20ページくらいを読めば分かるかと。

 

で、感想はと言うと。

他の日日日作品で言えば、『蟲と眼球』が一番近い?

グロイ設定と偶に入るコメ調子。
病んだ超人ヒロインとサブキャラ、それに付き添う一般人の主人公。

中二病っぽいというか戯言っぽいというか。そんな感じ。

これまたすごく"人を選ぶ作品"が来たなぁ…というのが感想。

痛快で快刀乱麻とされていますが、それほど単純じゃないと思います。

良いヤツ悪いヤツがはっきりしてる単純な勧善懲悪じゃなくて、
割り切れないはずの問題を無理矢理に勧善懲悪しちゃっているというか。

それもただ"感じるんだ!"で吹っ切っちゃうんじゃなくて、
解決するギミックを挿入する。

それは良いのだけど、そこに違和感を感じる余地が出来ちゃっている。

ガチバトルの方でもファンタジー色をガッツリ出して、
トンでもアクション満載なので、嫌う人は嫌うだろうし。

まぁ、バトルはあくまでサブでしょう。
コメディ成分だとさえ言える。

話の主成分としては勧善懲悪の皮を被った病みストーリー。
ただ、病んだ話としては、最上では無い。

しかし。

日日日氏の闇話は、底が知れないのですよ…。

救われる救われると、作中で何度も唱えられていて、
微妙にそういう兆しもある中、
どん底まで突き落としてくれそうな気配もある。

この綱渡り、どっちに転ぶのか。続巻に期待。

と言っても、しばらくは事件解決とか仲間話とかなんでしょうが。

それでは、また。


関連

ちーちゃんは悠久の向こう

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» 日日日 魔女の生徒会長 [たかいわ勇樹の徒然なる日記]
 ライトノベルに興味のある方なら知らない人はいないだろうと思うくらい複数のレーベルでいくつものシリーズを書き、漫画の原作まで書いておられる日日日先生ですが、また新しいシリーズを出してネットで話題になっております。それが今回紹介する「魔女の生徒会長」です。... [続きを読む]

受信: 2007年11月10日 (土) 22時52分

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