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文藝春秋『私の男』

桜庭一樹さんの新刊。

別冊文藝春秋で連載されていたやつ、らしいです。

オビ曰く、
「黒い冬の海と親子の禁忌を圧倒的な筆力で描ききった筆者の真骨頂!」

…なんですが。
『赤朽葉』とか『砂糖菓子』とは、ちと違う。

近親相姦で殺人事件で、かなり容赦なく生臭い。
あー、これが文芸書ってヤツかー、というのが感想。

読後、ネットでベタ褒めの感想を探してつらつら読んでみましたが、
どうにもピンと来ない。

「黒い冬の海」という田舎描写は、他の作品と同じく、
それはそれはものすごく桜庭一樹で、さすがだなぁと思ったのですが、
「親子の禁忌」って方が、なんとも感想を述べにくいネタと言うか、
私、お子ちゃまだから分からないのですよにぱー、と言うか。

近親相姦、で何がしたかったのかイマイチ分からない。

絶対禁忌ネタだからして、まさか、共感を呼ぼうという訳では無いでしょうから、
悪い事する人には、それなりの事情があったんですよ、みたいな話?

連載だからして、単に殺人事件でミステリ込みのお話、って事か?

2008年を基点にさかのぼって行く話の構成は、なかなか面白かったです。
…最終的に、へー、という感じではあるんですが。

つまらないという事は無いが、私には合わなかった。
…が、結論か?

それでは、また。


関連

青少年のための読書クラブ

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

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