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講談社『酸素は鏡に映らない』

どうも2~3月あたりに出ていたらしい、上遠野氏の単行本。

講談社の…なんだこれ? とか思ったら、
ミステリーランドって、そういやそんなのやってたなぁ…
なレーベル刊でした。

講談社も上遠野さんも幅が広すぎて、把握仕切れない…。

そんな現代舞台で普通の子供が大事件に巻き込まれつつ、
"世界の支配者"になっちゃう話。

つまりはいつものブギポ節。
これ単体で見れば、ただの子供だったはずが、
なんかスゲー! で終わりかも。

が、"酸素""鏡"で、
オキシジェンとカレイドスコープ…。
出て来てから気付きました。

まんま『ジンクスショップ』の続きと言うか、スピンオフと言うか、
…ですね。

地味にちょろちょろと繋がってるのが、実に憎い演出です。

しかし、この「いつものブギポ節」って、
数年単位で見渡してみるとちょっとしみじみ。

高校生の頃は、ちょっと小難しいテーマを含んだエンタメ、
って感じで読んでいたように思うんですが、
こうして社会人になって読むと、
実に分かりやすいものの、答えの出しにくいテーマに、
すっぱり一つの解答を与えてて、
つまる所、中高生向け。
実にジュブナイル小説という感じバリバリ。

こういうの中高生の自分は大好きだったろうなぁ…。
というのは、実に複雑な気分にさせられますね。

…という結論に達した所で、
「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」
というレーベル理念にまんまと釣られた事に気付いた。

講談社、巧い商売しやがって…。

それでは、また。

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