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講談社『彩乃ちゃんのお告げ』

待ちに待った橋本紡氏の新刊。

これは、小説現代での連載作品。
去年からの3本の話を収録。

小学5年生で教主をやってる女の子の話、で興味を惹かれた人は反省。

いや、間違っちゃいないんですけどね。

って事で、教主様でちょっと不思議な彩乃ちゃんと、
それに少しだけ関わった人達とのお話。

話の中心が子供、各話ごと別視点、
という辺りで、なんとなく今までの橋本紡作品とは異質。

ハードカバー路線に乗っかってからの作品って、
ほとんど大人の話だったので、久しぶりというか。

あと、いつもよりちょっと優しい、かも。

3話だけど、以下、各話感想。

・夜散歩
彩乃ちゃんとおねーさんの話。

仲良し度で言うと、このおねーさんが一番仲良さげ。
ただ、人生の岐路度もおねーさんが一番厳しいです。
さすが大人。

彩乃ちゃんの紹介も込みでコンパクトにまとまっている感じ。
って、他の話も全体的にコンパクトなんですが。

しかし、これ淳司…だめかもわからんね。

・石階段
彩乃ちゃんと真面目実直青年の話。

って事で、高校生が主人公。久しぶり。
非常に不器用な生き方をしてる青年が、
生温かく見守るしかないような青春送ってやがります。

不器用さ加減の根が深そうだったので、どうなる事かと思いましたが、
意外と落ちるところにオチたという感じ。

彩乃ちゃん関わり度が一番低い。
しかし、おにぎりを食べる彩乃ちゃんが可愛いので許す。

・夏花火
彩乃ちゃんと佳奈ちゃんの話。

主人公が小5女子。
この位になると、どうにもならなささも子供染みてて、
ニヤニヤしてられます。

まぁ、ネタがネタだけに「共感した!」とは言えませんが。

何気にお父さん視点が切ない。
嫌いになってもいいぞ、覚悟は出来てる、なんてなかなか言えないよなぁ。

ってか、小5に言う事なのか。そんなに早くからなのか。

そして、彩乃ちゃんが…。やっぱりそこが本命か。
これって続き出ないかな。

彩乃ちゃんの幸せが見てみたい。

それでは、また。

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