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富士見ミステリー文庫『幽霊列車とこんぺい糖』

3年前の富士ミス大賞から出てきた
木ノ歌詠 改め 瑞智士記氏の新刊。

と言っても、ノーチェックだったので、これが初顔合わせ。
この本も薦められて知ったくらいでして。

申し訳ない。

ジャンルとしてはダークでダウナー方向の青春モノ。
そして、ガチ百合。

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』に似てる話、
というおススメ評を聞いて飛び付いたと言う訳で。

読んだ後で気付きましたが、
その訴求ポイント、ものすごく諸刃の剣でしたね…。

面白いんだけど、これヤバイだろ…な雰囲気で、
それがすなわち『砂糖菓子』っぽい訳ですが、
あれを前提にしちゃうと、つまり最後が…あわわわわ。

笑うポイントで、裏が垣間見えて…

…息が出来ない。

読んでる間、息を付く間が無いと言うか、呼吸を忘れると言うか。

うっはー! リガヤ可愛いよリガy…怖っ!!!
あれ!? ちょ、あ、あれれ!?

…みたいな。

さすがは、天才。絶望度が半端無いなー。

海幸のツンデレも可愛いは可愛いのですが、
相手が相手だけに、素直にニヤニヤするわけにもいかず。

なんだか尾崎イラストのせいで、百合設定が効きまくり。

ツンデレは完全にサブですが、百合の方は本筋に関わってくるので、
計画通りっ! ってヤツなんですかね。

『砂糖菓子』には無いアプローチ。
まぁ、テーマがテーマだけに、好き嫌いは割れそうですが。

逆に『砂糖菓子』ほど囲われた演出が無い。
田舎っぽさとか、学校とか。

『砂糖菓子』が神掛かり過ぎという気もしますが、
その辺は設定だけという感じで、物語にはあまり絡んで来ず。

そういう違いを含めて、なかなか良かったかな、と思いました。

それでは、また。


関連

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

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