« 講談社ノベルス『きみとぼくの壊れた世界』 | トップページ | 電撃文庫『学校を出よう! 5』 »

講談社ノベルス『不気味で素朴な囲われた世界』

なんかこのタイトルを聞いたその衝撃だけで、
目の玉飛び出し、鼻血を噴出し、耳汁すら滂沱の思いだった。

つまり、ついに出ましたね、って事です。

まぁ、まさかハードカバー版も出るよ! とか言う、
アホ気な商業展開されるとは思いませんでしたが。

それはともかく、ぶきそぼ。

長い事沈黙していた『きみぼく』シリーズの2巻です。

と言っても、世界が同じなだけで、前巻との繋がりなんて無きに等しい。

いや、もう、これが丸っきり違う。

登場人物も舞台も、文体も雰囲気も、
考える事も解くべき謎も、何もかも違う。

戯言戯言してはいますけど、きみぼくの様な特化をしてなくて、
どっちかっていうと化物語の方向で特化してる。

まぁ、要するに掛け合い漫才がここで来ましたですよ。

きみぼくの一人で2ページほど喋るような台詞回しの妙ではなく、
2人でのボケとツッコミによる台詞応酬の妙。
これが輝いております。

それを含め、いろいろきみぼくと相関関係のある構成になっているみたいですが、
それの検証は出遅れた感があるので省略。

ってか、その辺の大部分を他人の感想を見て初めて気が付いているので、
何も言える立場じゃないのです。

その辺を抜きにして、なお語るべき事となると…

こいつはまたとんでもない変人を考え出したもんだぜ…についてですかね。

きみぼくでは、なんだかんだで一般人しか出てきてませんが、
ぶきそぼでは、変人しか出てきてません。

それもまた一つの対比なんでしょうが、この変人っぷりが…堪らない。

天然で支配的な姉、囲われている弟、
個人生徒会、嘘つき村の住人、宴会芸ダウト、
そして静かなる人払い令。

久しぶりに通り名付きの登場人物ですよ。

それだけに前回とは違って、退場者に合掌。
維新さんはこういうの、容赦ないですから。

そういう意味で、前巻とは違うけれど、今まで通り。

一番の変人は、どう考えても病院坂先輩。
これだけ表情豊かな無口キャラってのは、考え付かなかったです。
新ジャンル過ぎる…。

次いで、こぐ姉。キャラとしてはすげぇ、好き。
これだけの天然キャラですから。巫女子ちゃんに似てるかもしれない。

そして、今さらスレイヤーズかよ!
…いや、スレイヤーズじゃないかもしれませんが。
是非、他のマイブームを読んでみたい。
返り点だと、某逆さ喋りっぽくなるだけのような気がするので遠慮しますが。

それに次ぐのは、やっぱり弟君じゃないかしら。
いやー、全然読めませんでしたね。
違和感は感じてましたが、根拠となる何かまではさっぱり。
そうくるか…。

その下は、崖村先輩と、ふや子嬢ですか。
この世界では一般人だけど、まぁ、変人ですわな。
変人だけど、この世界だと一般人なのであんまり活躍しない。
活躍しないけど、大活躍。
くわー…。

そして最後がろり先輩と。
いや、変じゃないはず無いんですが、
名前と性格とを併せて考えると、いわゆる普通のおにゃのこ。

どうでもいい事ですが、
容姿が某"秘神流し雛"にしか見えなくて困ってるんですが。
ゴスロリとリボンを幻視しちゃうって困ってるんですが。
厄いなー。

そして、最後にもう一つ。

3巻の構想があるって言うのは、大歓迎なんですけど、
タイトルが大問題という気が…。

それでは、また。


関連

きみとぼくの壊れた世界

刀語 10

化物語 上

|

« 講談社ノベルス『きみとぼくの壊れた世界』 | トップページ | 電撃文庫『学校を出よう! 5』 »

06_講談社ノベルス・BOX・ラノベ文庫」カテゴリの記事

アニメ・コミック」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222518/16822576

この記事へのトラックバック一覧です: 講談社ノベルス『不気味で素朴な囲われた世界』:

« 講談社ノベルス『きみとぼくの壊れた世界』 | トップページ | 電撃文庫『学校を出よう! 5』 »