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MF文庫J『ぷいぷい6!』

MFのラブコメ路線というのがいつから始まったものか、
考え始めるときりが無いんですが、
少なくとも現在のその路線の中核を担うだろう、
ファンタジックコメディ。

ファンタジー要素なんか、もうどうでもよさ気。
むしろ、作者の楔形文字への愛が伝わってくるのです。

前巻の最後で、ピンチというかチャンスというか、
そんな終わり方だったので、どうなるやらと思っていたのですが、
思った以上に、何事も無く。

イベントは起こってるのに! 何でこんなにスルーなんだ!

と、何だかんだでいつも通りって事ですね。

それはさておき、
6巻になってもなかなか決定的な事態にはなっていません。
かと言って、ずっと同じ状態という訳でもなく、
少しずつ膨らむ風船を見守る気分。

そんな6巻でのイベントはというと、
「陣、貞操の危機」「スク水があればそれで良い」
「据え膳食わぬはじゃねえよ、いい加減くっ付け」の3本です。

陣がメインのアークダイモン話と、
サブキャラに成り果てた愛花と啓太の、全く本筋に関わらない話、
そして、恋する毒呂のなく頃に、なラブコメ話。

アークダイモンは本筋にも関わらず、
どこかしらテキトー感が漂っています。

ランプのゲートで空間破断とか、え、えー…?
何でそんなにいきなりスプラッタなんだろう…。

あと、嘘しか言わない扉と、真実しか言わない扉の問題とか、
知恵比べにしては、古典過ぎじゃないだろうか。
ラノベ読者のメイン層である中高生にとっては、新鮮なのかな。

どうでもいいけど、地震になると鳥がうまく飛べなくなるって、
アレ本当なのかな?

ただ、その辺のギミックにはなんだか馴染めなかった訳ですが、
これが100ページ超も使ってやりたい事は、それでは無いはず。
多分、こう言って欲しいんだと思う。

すなわち…

それなんてエ○ゲ?

まぁ、ウサ耳シエラの事ですが。
なんと言う…なんと言う、コテコテのエ○ゲ名シーン…。

あそこまでしておいてね、陣のかわし方がね…酷い!(褒め言葉)
それが前巻からのあの引きに動揺しまくったヤツの行動かよ!

ヘタレと言えばヘタレなんでしょうが、
あれは、よく訓練されたヘタレですね。間違いない。

とりあえずこのシチュエーションに敬意を表して、
前述のやっつけ感に関しては目を瞑ろうかと思います。

で、次。すくみぷー。
サブキャラとなった愛花と啓太のコメディなんですが、
笑い所なだけに、逆に哀愁を誘うのは何なんでしょう…?

とりあえずこの話ではこう言って貰いたいんだと思います。

すなわち…

それなんてジョジョ?

そもそもジョジョが、そういう部分を特化した感じではあるので、
もしかしたら偶然なのかもしれませんが。

いや…でも…どう見てもジョジョキャラにしか…。

見所的に、すくみぷーに反応したい所なんですが、
それどころじゃないですよコレは。

で、最後。据え膳。

毒呂ちゃんが出てくると、話が食われちゃう感があるので、
この話も毒呂ちゃんの話なのか、シエラと陣の話なのか。

とりあえず巻頭のチビキャラに悩んだ私はバカだった。
今は反省している。

それはさておき、
見所としては…どこなんだろう?
お風呂? ドッキリ? 膝枕?
毒呂ちゃん的には、この話はかなり進展してるんじゃないかと。
次巻以降の納め所、うまく見つかるといいんですけど。

しかし。

しかししかし。

問題は、肝心の、主人公です。

これは、陣が悪い! これはひどい!
据え膳食わぬは…なんて分かって言ってるだろ。

まぁ、良い。
終わりはせん、まだ終わりはせんよ。と言うヤツです。

締めがなんだか、またよく分かんない方向に飛んでますし。
この後、何をどうしたいんだろう?

あ、何をどうしたいんだ、で思い出した。
本屋ちゃん。
え、何アレ? あててんのよ? 新世界の神になる?
…何をどうしたいんだ?

それでは、また。


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