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電撃文庫『撲殺天使ドクロちゃん 1』

今現在では、2期目のアニメ化に2期目の漫画化に、
再メディアミックスという感じの盛り上がりを見せている

このシリーズ。

すっかり電撃の柱になっております。
こんな問題あるタイトルなのに。

と言うか、あとがきでもネタになってますが、
発表当時もまさに問題作だったようで。

私も当時、ボウヤ故に某所の掲示板に住み着いていたので、
紛糾の様はかなり鮮明に覚えていたり。

「最近の電撃はピンクが目立つ」と言われ始めたのも
あの頃だったっけ。

と、思い出話なんてどうでも良くて、
そんな懐かしの1巻を再読なのですよ、と。

ジャンルとしては間違いなく学園コメディ。
タイトルから明らかですが、不条理系の。

単純にお約束ギャグコメディの小説と考えていただければ。

つまり…

恋するドクロちゃんは切なくて、
桜くんを思うとすぐ撲殺

…乱発するのは不謹慎なので、ここでは「ホームラン」としましょう。

恋するドクロちゃんは切なくて、
桜くんを思うとすぐホームランしちゃうの。

これです。

まぁ、ドクロちゃんは恋なんて絶対してないと思いますし、
桜くんを思わなくたってホームランしちゃいますし、
ホームランに言い換えたって、タイトルでバレバレなんですが。

と言うかですね、この作品に一つだけ物申すとしたら、
バットを使えば何でもホームランだと思ってる節がある、

という事なんです。

ホームランって言うから、ボッコボコなのを想像してたのに、
フルスイング一閃、血煙、ぴぴるぴ~、ってのがほとんどで、
私の中のホームラン観が、瓦解しましたからね。

10冊も読むと、そこら辺は融通利くようになって来ましたが、
今でもさすがに水平突きはホームランではないと思う。

それはさておき、以下、各話感想。
・第一話
はじまりはじまりのお話。
ドクロちゃん登場からサバトちゃん撃退まで。
さすがにhpに掲載されていたのは読んでません。
単純にタイトルで食わず嫌いしていた頃。
文庫が出てしばらくしてからですね、読んだの。

今読むと、この1話はまだまだ撲天では無い感じ。

どっちかって言うと、何が何でも読者を掴むために、
とりしも絵を利用しまくりの…つまりはピンクな話です。
たくしあげとか、シリーズ通してもかなりのエ○さを誇ると思う。

クラスメイトとドンパチしてる辺りに、おかゆ節の片鱗が。
とは言え、まず笑ったのは草薙夫妻への天使の力ですけど。

・第二話
静希ちゃんと映画を見に行く話。
ザンスさんと桜くんの共通点と言うか、何かが見えてきます。
ドクロちゃんのキャラもだんだん方向が見えてきます。

この話で特筆すべきは普通のラブコメ部分のなんと質素な事か…
という事です。
静希ちゃん…影薄すぎ…。

そしてパトラッシュの犬のなんとエ○い事か…。

・第三話
ライル登場編。
意外と短い話なのですが、名前のインパクトが強すぎて、

素晴らしい。
命名の由来とか、忘れてました。

この話からおかゆ節の本領発揮という感じです。
懐柔策の甘辛煮とか、ぴぴるぴのタイミングとか、
桜くんの本性を垣間見た時の反応とかね。

・第四話
暫定最終回1回目。
ザクロちゃん登場の回。

この頃のザクロちゃんは、やっぱりちょっと今とキャラ違いますね。
あとエッケルザクスも普通に武器として使ってるし。
それを言ったら、ドゥリンダルテを武器として使ってる方が、
珍しいとも言えますが。

この暫定最終回にも、感心したものでして。
今までのギャグとのギャップでもしかして…と思っちゃうのですよ。

作者はいつ終わってもいい様に、とか言ってますね。
この1巻なんてまさにそんな感じですけど。

だからこの話はちょっとギャグ分少なめ。
それを補って余りある演出だと思いますけど、
次があると分かってると、さすがにちょっと効果減ですね。

それでは、また。

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