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電撃文庫『空ノ鐘の響く惑星で 外伝』

昨年末に完結した長編ファンタジー『空鐘』の短編集。

短編集だけど連載分1編だけ、残り3編は書き下ろし。
しかも後日談がメインという豪華仕様。

まさにキャラクター多過ぎな戦記モノのための短編集。

ネタバレは有りの方向で。未読注意。

ありがとうございます。

ありがとうございます!!!

ありがとうぉぉぉございましたぁぁぁぁぁぁ!!!

と言う感じ。
これは叫ばざるを得ない。

このまま続きでも書いて欲しいくらい、
惜しいキャラがたくさんいたシリーズだったんだなぁ、としみじみ。

以下、せっかくなので、キャラで語る。
順番は目に付いた順なんでよろしく。

・ハーミット&シルヴァーナ
正直、これがカップルになるとは思ってませんでした12巻。
ハーミットもシルヴァーナも重要なキャラだったけど、
思ってたよりはサブだったですし。

シルヴァーナはカッコ良いきゃらなのに、
肝心なところでうっかりすると言う、
悪く言えば物語に振り回される役なのですが、
ここまでくると「むしろそれが良い」とすら思えてくる不思議。

ハーミットはもうちょい戦闘役をするのかと思いきや、
フェリオ王子強さインフレの波に飲まれ、
微活躍のみしか出ず、残念だったのですが、ここで来ましたね。
それなのに、カボチャに良いとこ取られる辺り、
まだまだ修行不足です。残念!

しかしお子さんが娘。良い仕事しました。大金星です。
スノーリア可愛い。絵に出てないけど絶対可愛い。

・ライナスティ&ディアメル
本編中ではついにどうなったか分からなかった二人ですが、
それは「確実に言えない」というだけで、
読者からみればどう見てもカップルです。ほんとうに(以下略

ライナスティは大活躍し放題だっただけに、
あの後がどうなるのやらさっぱり見当つかないキャラでした。
…だけに、こうして後の姿が見られるのは、実に良い。
大樹の陰、ね。素晴らしいネーミングだ…。
短編もさり気にとんでもない事を言ってます。
でも、これで何もかも氷解するので…グッジョブ!

ディアメルはライナスティと対に当たるだけに、
ちょっとだけ出番食われた感じは否めませんよね。
しかし、このツンツンでデレない所が、堂に入ってて素晴らしい。
赤ちゃんすら居るのに、最後の最後まで貫く、というのがさすが。

・ベルナルフォン
そういえば、クラウスに引っ張られたエピソードばっかりで、
個人のエピソードはあんまり無かったですね。
隻眼の秘密。ううむ。
本編完結前に出てれば、人気鰻上りだったんじゃないか的な
典型的故に泣けるエピソードがここで。
母様が徹底的に悪者だったのが、私としては救いかな。

あと養子エルバードも新キャラなのに、年少組なのに
意外とカッコいい事言いやがって。
しかしまだまだ青二才。その程度じゃシアは渡せないな。
…と皆が申しております。

・ソフィア&ブラドー
ブラドー、さすがに本編中にあった即位からのカッコ良さが
あまりに良すぎて、短編中では霞んでいますです。

ただ、ソフィアの方が…こ、これは…!!!
こ、この後はどうすれば…って…。
こっちが涙出るわ。いいぞもっとやれ!

もっとやれ、でやってしまったのでしょう。
お子さんが三人も。十年って早いなぁ…。
王子が居る事は王族だから良いとして、
王女二人とか書いといて、台詞無しとは…!
惜しい。実に惜しい。
名前まで出たのに! 仲が良いとまで書いたのに!
女の子なのに!!!

・ご老体達
庭師、ちょっとだけウィスタルかと思ってました。
さすがにそんなに年でもないか。

しかしバロッサ、良い仕事するなぁ…。
最後までカッコ良いですよ…。
これぞご老体。

ラシアンも微妙に出てきてて、細かいなぁ…と思ったり。

・ニナ&クラウス
ニナは惚気る役ですか?
いや、でもクラウスの狂気っぷりも良かったし、
それからの回復っぷりも素晴らしかったと思う本編。
ちょっと惚気るくらい我慢しますとも。

しかし、惜しむらくは子供がいなかった!
実に残念でならない。

・教授
神官になるくらいは予想の範囲内でしたけど、
まさか父親になるとは…。
初っ端からモロ出しで吹かされました。
ここであの施療師が出てくるとも思ってなかったですし。

しかも、子供が娘ですよ。娘ですよ!
そしてこの娘がまたシアに懐いてるのですよ!
も、もう…これ以上やると…わ、私……。いいぞもっとやれ。

・イリス&エンジュ
この短編でも12巻エピローグでもちょいと出てきただけですけど、
あの最後は実に良かった…。
ツンデレとかもう関係ないですよ。
イリスが救われたってのが、ただただ良かった。
その変遷のエピソードも見てみたいっちゃ見てみたいですが。

・フェリオ&リセリナ&ウルク
誰もがやりたかったが、できなかった事を平然とやってのけた。
乾杯。それしかない。
幸せなら手を繋ごう!

・シア&アスティナ&リグルス
シア。お、おまえと言う奴は…。

殺す気か!
と言うくらいに可愛い。
エピローグのアレだけでも十分致死量だったのにも関わらず、
今巻の序章の寝惚けシア。
こっちはもう死んでるのに2度死ねる。いいぞもっとやれ。

アスティナとリグルス。
実に無邪気。

無邪気万歳! 素晴らしい! ブラボー!
しかも最期の方の発言がかなり危険です。
結婚かぁ…。疑いようも無く兄妹。モロに親近婚かぁ…。

…いいんじゃね?
ここまできたら、もう何でもありじゃね?
もう、ニヤニヤしっぱなし。

シア幼稚園万歳! 入園者随時募集中。

・パンタ
もう…このカボチャ野郎…カボチャの癖に…
もうカボチャじゃない癖に…出しゃばりやがって…

ほんっっっっっっっっっっっとうに、良いとこ持ってきやがる!
いいぞ! もっとやれ!!!

もう一回言っちゃう。

い い ぞ ! も っ と や れ ! ! !

渡瀬さんは、カボチャ物語を書くべき。
絶対あと1冊書けるって。
絶対、考えてあるはず。考えてなくても即興で書けるはず。
カボチャ1冊書くのに、1ヶ月くらいで書けちゃうはず。

はっ! 新シリーズって、それかっ!!!
ただ今、期待度が鰻上り。

やー、楽しみだなー。

それでは、また。

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