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GA文庫『ジョン平とぼくと 3』

ゆるさを求めて、いつの間にかとんでもない展開になっている、
ゆる犬とぼくのシリーズ。

この3巻で一連のお話は完結。
使い魔騒動然り、ジョン平の能力然り、
必要な分だけの伏線回収は、綺麗にまとまってる感じ。

まぁ…それは、いいんですが。 以下、ややネタバレ

さすがに。さすがの私も、今巻のアレは鬱。

このシリーズ、1巻からずっと、
その煽りである「ハートフル」とは思えない無残なお話だったりします。

私の認識としてはこんな感じ。
 1巻:ハートフル
 2巻:ハートフル?
 3巻:は、はーとふる…

いや、3巻はハートフルが煽りですらありませんけど、
しかししかし、ホントに無残だよ…しげる…。

1巻、現代魔法ファンタジーに相応しい、ほのぼの世界を見せられつつ
その最後辺りで、とりあえず鬱になるじゃないですか。
何と言うか…ちょ、鈴音ー!? みたいな。

それでもその鬱を乗り越えていくんだなー、
手段はさておき、構成だけ見るなら、なるほど王道だぜ、
とか思うじゃないですか。

で、2巻はその報われなさを補完するかのごとく、話が進みつつ、
その最後辺りで、とりあえず凹むじゃないですか。
何と言うか…ちょ! 三葉ーーー!? みたいな。

それでも、まぁシリーズ構成上、仕方ないのかな、
次に出す訳にもいかないしな、なるほど、
とか思うじゃないですか。

で、3巻はその辺を克服したかのごとく、話が進みつつ…
う、えっ…ちょ!? し、しげるーーーーーー!? みたいな。

と言うか、思い出せば思い出すほどロクな目に遭って無さ過ぎ。
あんまりと言えば、あんまりだ。
書き出しちゃうとネタバレだから、割愛しますが、
女好きでもチョイ不良とかいう設定もなく、
戯言を呟くでもなく、ましてや地球を救うでもない
ただの善良な学生という身分で、ここまでボコボコにされるとは…。

重、君は良く頑張った。
ホントに。いや、本当によくやったよ。

このシリーズ、まさか、こういう特徴を持つ事になろうとは…。

もし、4巻が普通に後日談をやるんだとしたら、
実験が成功するとか、お小遣い貰えるとか、
そんな小さな幸せでもいいから、あげて欲しい。

ここでうっかり雨弓とくっつこうものなら、
反動でどんな不幸が襲ってくるか分からないから、
高望みはしない方向で。

あー、でも寧先生となら、まだなんとかなるかも?
もしくはチュブラーベルとかトルバディンなら。

そして短編集なら、そう酷い事も起こるまい。
…辻田にボコられたの、Web短編だったけど。

それでは、また。


関連

ジョン平とぼくと 2

ジョン平とぼくと 1

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