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新潮社『レインツリーの国』

ついに有川浩先生まで、電撃を飛び出していきました。
と言っても、電撃ハードカバーとそれほど違わずな感じですが。

どっちかっていうとMWの『図書館内乱』とコラボっていう、
その大胆企画の方が驚きなのです。

この『レインツリー』は『内乱』内の作中作という位置付けだった本です。
なんでも作中作としていろいろ設定したら、
ものすごく書きたくなってきて、書いちゃったんだそうで。

内容は、『内乱』でお披露目した通り、難聴者の話…というか、
結局のところ、悩みを抱えた若者同士の青春話ですよ。

いつもの浩姉さんの作品と比べると、ドンパチ分が皆無って感じ。
自衛隊は今回、影も見せないので悪しからず。

それ以外は、浩姉さんらしい良い感じの恋愛模様。
捻くれてたり、素直だったり、いろいろありますよね、人間だもの。

ライトノベル寄り、と言われてしまえばそれまでですが、そのセリフ回しが好きなのです。
「メール友」から始まる話なので、メール文もかなりの量が出てきますが、
そんなセリフによる、理屈の掛け合いやら喧嘩とか、実に良いです。
いくらなんでも回り込みすぎだろ、とも少し思いましたけど。

お話としては滅茶苦茶、素直ですけどね。
そこが浩姉さんらしいと言えば、らしいのですが。

それでは、また。


関連

図書館内乱

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