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電撃文庫『しにがみのバラッド。 1』

ハセガワケイスケ氏のデビュー作。
調べてみれば、実は3次選考通過作ってだけで、
大賞でも選考委員奨励賞でもないんですね…。

今では立派な電撃の看板作品ですのに。

短編連作形式の「やさしい」死神の話。

煽りの「哀しくてやさしい物語」ってのが、
結構ど真ん中に当たっていると思うのです。

やさしい話だけを目当てにしてると、ちょっと凹みます。
…初めて読んだ時の私みたいに。

ちょっと凹まされた故に、以来、大絶賛な訳ですが。
短編作家として、電撃hpやら『どくろちゃんです』やら、
いろんな所に顔を出しているので、参考図書には困らないはず。

さて、1巻、改めて読み直したわけですが、
『しにバラ。』らしい部分もあり、らしくない部分もあり、
すごく1巻らしい、といった感じ。
ってか、モモが全体的に幼い気がする…。
絵に影響されているだけかもしれませんが。

最初の話である画家少年君の話なんかは、今の話からすると、
モモの露出がかなり多く、らしくない印象。
でも最後の最期で、泣きかけたりしてるけども。

次のブルーの話は、モモやり過ぎという感じではあるけど、
話としては『しにバラ。』を象徴している気がする。
『しにバラ。』の中でも、強く印象に残ってる話の一つ。
あと、珍しくこの話は後日談が後の巻で出てくる仕様。

3話目、虐待の傷跡のお話。
この巻の中では一番ドラマじみている、というかやさしい話。
構成としても、この辺りで定番が確立された感じがしなくもない。
でも「こういう話ばかりではない」という事を含めて、
『しにバラ。』らしいって評価になる気がする。

4話目、とある洋館の少女の話ではあるのだけど、
一応、momo extraの1話目でもあるらしい、書いてないけど。
モモとダニエルの設定がポロポロと。
話の後味としては、『しにバラ。』史上かなり悪い方。
なんと言うか…ううむ、なんと言うかねぇ…。

それでは、また。

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