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富士見ファンタジア文庫『紅牙のルビーウルフ 4』

去年の富士見の新人さん。1年経って4作目。
それはもうこれでもかというくらい富士見らしい王道ファンタジー。
こういう作品を読むたびに、
「ああ、富士見って変わんないなぁ…」なんて感慨に耽るのです。

王道ファンタジーなので剣と魔法と中世です。
世界観を説明し、国と国との関係を説明し、
人と人との関係を説明し、戦ったり恋したりですよ。

1巻が応募作らしいドでかい話だったので、
2巻、3巻と外堀を埋めるような話な感じがして、
…まぁ、いいか、なんて思ってたんですが、
この4巻で大きく話が動いております。

神具の謎、世界の謎について、いよいよ動いたのであります。

神具が「力」の象徴として巡っていた話が、
一転、別の側面で描かれている辺り、
巧いと言うか、興味深いと言うか。

話の落とし所としては、その辺りを纏めてくれればいいかな、と。

とはいえ、意外と複雑な相関関係を見せ始めた人物も、
今後、いろいろ動く模様。
ミレリーナとか双子の騎士君たちとか、
意外なところが動きを見せていましたから。
とりあえずルビーが、どうなるかだけ心配です。

このルビーという奴は、微妙と言うか中途半端というか、
内に溜め込むキャラと、なんでも言っちゃうキャラを混ぜた感じで、
強がってるようで、強がらない、という意外性の持ち主。
そんなテンプレ外の行動を取っているようで、
結果だけ見ると普通な感じに落ち着いてたり。

抱きしめられて、抱きしめて、
それでも貴女は恋じゃないと言い張りますか、みたいな。
焦らしプレイは焦らしプレイなんですが、
そこでちょっとだけ普通じゃない様な。

これを「味」というにも微妙なんですが。

とりあえず、いつにない程の引きで終わっております今巻。

次は…いつかな…。1月に出ればいいんだけど。

それでは、また。


関連

紅牙のルビーウルフ 3

紅牙のルビーウルフ 2

紅牙のルビーウルフ 1

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